杭は打つより抜くほうがラク。
当社が杭抜に特化する理由。それは「杭を打つより、抜く方がラクだから」。杭を打つ際には、その杭が本当に耐えられるのか?構造計算から始まって、幾度にもわたる耐久試験をクリアしなくてはなりません。その分コストも時間もかかってしまいます。しかし、杭を抜くためにはそれらの計算や試験なんて必要ありません。誰に何を言われることもなく、抜いてしまえばそれで終わりなんです。
もうひとつの理由は将来性。建て替えや解体の際には、いったん土地を更地にする必要があります。その際には当然、地中に埋まっている杭も撤去しなければいけません。建物の老朽化、人口減による空き家問題の表面化に伴い、建て替え、解体のニーズは非常に増えています。特に建て替えは何十年かに一度は必ず行われるものですから、将来に渡っても必ず必要になります。だからこそ、建て替え工事に伴う杭抜のニーズもなくならないのです。
杭を打つよりラクであり、かつ将来性もある事業。なのに、杭抜を専門にする業者は少ないです。なぜなら、キレイに抜くには技術と資本が必要だから。杭抜の途中で折れてしまうこともありますし、大きな杭となると大型の重機でないと引き抜けません。大型の重機は1台億単位もしますから、他社は杭を抜くためだけに重機を購入しないのです。私たちはそこに目をつけ、重機への投資を行い続けました。その結果、どんな杭でも引き抜ける機械と工法を持つことで、優位性を確立したのです。他社がなかなかやらない仕事ができることで、仕事の単価に関しても当社が主導で決定できる機会も多いです。
現在では滋賀で、いや関西の中でも杭抜に関しては一目置かれる存在にまで成長しました。しかしまだまだチャレンジはやめません。いずれ全国に高橋重機の名前がとどろくように、日々努力し続けていきます。